第八巻 : 秋の雨に濡れつつ居ればいやしけど

2004年09月12日(日)更新


原文: 秋之雨尓 所沾乍居者 雖賎 吾妹之屋戸志 所念香聞

作者: 大伴利上(おほとものとしかみ)

よみ: に、濡(ぬ)れつつ居(を)れば、いやしけど、我妹(わぎも)が宿(やど)し、思(おも)ほゆるかも

意味: にぬれていると、みすぼらしい家でも、あの女(ひと)の家が恋しく思われます。

雨にぬれる草 撮影(2003) by きょう

第八巻