第八巻 : 秋の野の尾花が末を押しなべて

平成10年10月25日(日)更新


原文: 秋野之 草花我末乎 押靡而 来之久毛知久 相流君可聞

作者: 阿倍朝臣蟲麻呂(あべのあそんむしまろ)

よみ: 秋の野の、尾花(をばな)が末(うれ)を、押しなべて、来(こ)しくもしるく、逢へる君かも

意味: 秋の野の尾花(をばな)を穂先を押し分けてやってきたから、あなたに逢えたのですよ。


に戻る | 第八巻に戻る