第八巻 : 高円の野辺の容花面影に
2001年7月14日(日)更新 |
原文: 神佐夫等 不許者不有 秋草乃 結之紐乎 解者悲哭 作者: 石川賀係女郎(いしかはのかけのいらつめ) よみ: 神さぶと、いなにはあらず、秋草(あきくさ)の、結びし紐(ひも)を、解くは悲しも |
意味: えらそうにして嫌って言っているのではありません。秋草(あきくさ)を結んだ紐(ひも)をほどいてしまったら、悲しいですわ。 紐(ひも)に秋草(あきくさ)を結んだのは、誰か他の人との約束なのてしょうか、それとも自分の恋する気持ちを忘れないようにするためなのでしょうか。。。 |