平成11年7月4日(日)更新
作者: 大伴家持(おおとものやかもち)
意味: なでしこの花を見るたびに、少女の笑顔の美しさを思い起こします。
越中国守である大伴家持(おおとものやかもち)が天平感宝1年(749)閏(うるう)5月26日に詠んだ歌ですが、ここで詠んでいる「娘子(をとめ)」は、奈良の都に残した奥さまの「坂上大嬢(さかのうえのだいじょう)」です。
第十八巻