第十八巻 : 鶏が鳴く東をさしてふさへしに

平成10年3月1日(日)更新


原文: 等里我奈久 安豆麻乎佐之天 布佐倍之尓 由可牟等於毛倍騰 与之母佐祢奈之

作者: 大伴池主(おおとものいけぬし)

よみ: 鶏が鳴く、東(あづま)をさして、ふさへしに、行かむと思へど、よしもさねなし

意味: 鶏が鳴く東(の国)を目指して、ふさへしに(←意味がわかりません)、行こうと思うのですが、どうしてよいか分かりません。

天平勝宝1年11月12日に、大伴池主(おおとものいけぬし)が大伴家持(おおとものやかもち)に贈った歌です。なお、これに対する家持(やかもち)からの返事の歌は不明となっているということです。


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