原文
水上 如數書 吾命 妹相 受日鶴鴨
作者
よみ
水の上に、数(かず)書くごとき、我が命、妹(いも)に逢はむと、うけひつるかも
意味
水の上に数(かず)を書くような、はかない私の命ですが、あの娘(または、妻)に逢えるようにと、神に祈ったのです。
「水の上に、数(かず)書くごとき)」で、「この身のはかないこと」を表現しています。
「うけふ」は、神に祈ることをいいます。
補足
「物に寄せて思ひを陳ぶる(歌)」のひとつです。
水上 如數書 吾命 妹相 受日鶴鴨
水の上に、数(かず)書くごとき、我が命、妹(いも)に逢はむと、うけひつるかも
水の上に数(かず)を書くような、はかない私の命ですが、あの娘(または、妻)に逢えるようにと、神に祈ったのです。
「水の上に、数(かず)書くごとき)」で、「この身のはかないこと」を表現しています。
「うけふ」は、神に祈ることをいいます。
「物に寄せて思ひを陳ぶる(歌)」のひとつです。