第11巻 : 雲間よりさ渡る月のおほほしく
2009年07月12日(日)更新
原文: 雲間従 狭や月乃 於保々思久 相見子等乎 見因鴨
作者: 不明
よみ: 雲間(くもま)より、さ渡る月(つき)の、おほほしく、相(あい)見し子らを、見むよしもがも
意味: 雲(くも)の間から渡ってゆく月(つき)のように、おぼろげに見ただけのあの娘を(また)見る方法があればいいのになぁ。
おほほしく: ぼんやりと、おぼろげに
第11巻