第十一巻 : 大野らに小雨降りしく木の下に
2008年09月07日(日)更新 |
原文: 大野 小雨被敷 木本 時依来 我念人 作者: 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集より よみ: 大野(おほの)らに、小雨(こさめ)降(ふ)りしく、木(こ)の下(もと)に、時と寄り来(こ)ね、我(わ)が思(おも)ふ人 |
意味: 荒れ野に小雨(こさめ)が降っています。木の下に時々は立ち寄ってください、私の好きな人。 時々は私のところに来て安らいでください、という思いを告げた歌なのでしょうね。 |