吾背子之 使乎待跡 笠毛不著 出乍其見之 雨落久尓
不明
我が背子(せこ)が、使(つかひ)を待つと、笠(かさ)も着ず、出(い)でつつぞ見し、雨(あめ)の降らくに
あなた様の使いが来るのを待って、笠もかぶらないで外に出て見ていました。雨(あめ)が降っているのに。
この歌と同じ歌が3121番歌に載っています。