原文
云々 物者不念 朝露之 吾身一者 君之随意
作者
不明
よみ
かにかくに、物は思はじ、朝露(あさつゆ)の、我(あ)が身ひとつは、君がまにまに
意味

あれこれと思い悩むことは、もうしません。朝露(あさつゆ)のようにはかない私の命は、あなた次第です。
朝露が消えやすくて、はかないことから、「朝露(あさつゆ)の」は「わが身」を導く枕詞(まくらことば)として使われています。
補足
「物に寄せて思ひを陳(の)ぶる(歌)」のひとつです。
云々 物者不念 朝露之 吾身一者 君之随意
不明
かにかくに、物は思はじ、朝露(あさつゆ)の、我(あ)が身ひとつは、君がまにまに
あれこれと思い悩むことは、もうしません。朝露(あさつゆ)のようにはかない私の命は、あなた次第です。
朝露が消えやすくて、はかないことから、「朝露(あさつゆ)の」は「わが身」を導く枕詞(まくらことば)として使われています。
「物に寄せて思ひを陳(の)ぶる(歌)」のひとつです。