第十一巻 : 潮満てば水泡に浮かぶ真砂にも
2004年09月26日(日)更新
原文: 塩満者 水沫尓浮 細砂裳 吾者生鹿 戀者不死而
作者: 不明
よみ: 潮(しほ)満(み)てば、水泡(みなわ)に浮かぶ、真砂(まなご)にも、我は生けるか、恋(こ)ひは死なずて
意味: 潮が満ちてくると波の泡に浮かぶ小さな砂、そんな砂のように私は生きてゆくのだろうか。恋に死ぬようなこともなくて。
第11巻