平成11年2月7日(日)更新
作者:不明(遣新羅使(けんしらぎし))
意味: (もし私が)夜を渡ってゆく月だったら、家にいる妻に逢って来るんだけれどなぁ・・・・
新羅(しらぎ)に遣わされた船団が筑前國(ちくぜんのくに)志麻郡(しまりこほり)の韓亭(からとまり)の停泊して三日たった夜に、月が明るく照らしていました。これを見て、遣新羅使(けんしらぎし)たちが詠んだうたの一つです。
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