第十五巻 : ぬばたまの夜渡る月にあらませば

平成11年2月7日(日)更新


原文: 奴婆多麻乃 欲和多流月尓 安良麻世婆 伊敝奈流伊毛尓 安比弖許麻之乎

作者:不明(遣新羅使(けんしらぎし))

よみ: ぬばたまの、夜(よ)渡るに、あらませば、家なる妹(いも)に、逢ひて来ましを

意味: (もし私が)夜を渡ってゆくだったら、家にいる妻に逢って来るんだけれどなぁ・・・・

新羅(しらぎ)に遣わされた船団が筑前國(ちくぜんのくに)志麻郡(しまりこほり)の韓亭(からとまり)の停泊して三日たった夜に、月が明るく照らしていました。これを見て、遣新羅使(けんしらぎし)たちが詠んだうたの一つです。


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