平成9年11月23日(日)更新
作者:遣新羅使(名前は不明)
意味: 嫁さんのことを想って眠られないでいると、秋の野で牡鹿(おじか)が鳴いている。妻のことを想っているのだろうか。私も嫁さんのことが恋しくて仕方がない。 天平8年,遣新羅使のひとりであった人が、出帆後に九州の唐津湾に停泊した時に詠んだ歌のようです。恋しい、会いたい奥さんの事を想っていると、鹿の鳴く声が聞こえたのでしょうか。
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