第四巻 : 雨障み常する君はひさかたの
2009年04月25日(日)更新
原文: 雨障 常為公者 久堅乃 昨夜雨尓 将懲鴨
作者: 大伴女郎(おおとものいらつめ)
よみ: 雨障(あまつつ)み、常(つね)する君は、ひさかたの、昨夜(きぞ)の夜の、雨(あめ)に、懲(こ)りにけむかも
意味: 雨(あめ)にあたるのが嫌いでお出かけにならないあなたは、昨夜の雨(あめ)に降られて懲りてしまわれたでしょうか。
その方は、昨夜は大伴女郎(おおとものいらつめ)のところにいらっしゃってたのですね。
第四巻