第四巻 : 佐保渡り我家の上に鳴く鳥の
2008年07月13日(日)更新 |
原文: 佐穂度 吾家之上二 鳴鳥之 音夏可思吉 愛妻之兒 作者: 安都年足(あとのとしたり) よみ: 佐保(さほ)渡(わた)り、我家(わぎへ)の上に、鳴く鳥(とり)の、声なつかしき、はしき妻の子 |
意味: 佐保(さほ)を渡って、私の家の上で鳴く鳥(とり)のように、声に心ひかれる、いとおしい妻。 佐保(さほ)は、現在の奈良市法蓮町~法華寺町あたりです。 「なつかしき」は、心ひかれる、というような意味です。 |