第四巻 : 夕闇は道たづたづし月待ちて
2006年10月15日(日)更新 |
原文: 夕闇者 路多豆多頭四 待月而 行吾背子 其間尓母将見 作者: 豊前國娘子大宅女(とよくにみちのくちのをとめおほやけめ) よみ: 夕闇(ゆふやみ)は、道(みち)たづたづし、月(つき)待(ま)ちて、行(い)ませ我(わ)が背子(せこ)、その間(ま)にも見む |
意味: 夕闇(ゆふやみ)は、道が暗くて見にくいですね。月(つき)が出るのを待ってからお帰りください、あなた様。それまでの間、あなた様を見ていましょう。 |