第十四巻 : なかまなに浮き居る船の漕ぎ出なば
2007年08月26日(日)更新 |
原文: 中麻奈尓 宇伎乎流布祢能 許藝弖奈婆 安布許等可多思 家布尓思安良受波 作者: 不明 よみ: 中麻奈(なかまな)に、浮(う)き居(を)る船の、漕(こ)ぎ出なば、逢(あ)ふことかたし、今日(けふ)にしあらずは |
意味: 中麻奈(なかまな)に浮いている船を漕ぎ出していったら、今日でなければもう逢うことは難しいのでしよう。 中麻奈(なかまな)がどこの川なのかははっきりしていないようです。中麻奈(ちぐまな)と解釈して千曲川(ちくまがわ)ではないかという説もあります。 |