第14巻 : 薪伐る鎌倉山の木垂る木を
2010年01月03日(月)更新
原文: 多伎木許流 可麻久良夜麻能 許太流木乎 麻都等奈我伊波婆 古非都追夜安良牟
作者: 不明
よみ: 薪(たきぎ)伐(こ)る、鎌倉山の、木(こ)垂(だ)る木を、松と汝(な)が言はば、恋(こ)ひつつやあらむ
意味: 薪(たきぎ)を伐(か)る鎌の、鎌倉山の枝のたるむ木を松、そう、「待つわ」って君が言ってくれたなら、ずっと君に恋しているだろうねぇ。
鎌→鎌倉山、松→待つ、とかけられていますね。
第14巻