第十四巻 : ま遠くの雲居に見ゆる妹が家に

2007年06月03日(日)更新


原文: 麻等保久能 久毛為尓見由流 伊毛我敝尓 伊都可伊多良武 安由賣安我古麻

作者: 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集より

よみ: ま遠(とほ)くの、雲居(くもゐ)に見ゆる、妹(いも)が家(いへ)に、いつか至(いた)らむ、歩(あゆ)め我(あ)が駒(こま)

意味: 遠くの雲(くも)のむこうに見える、私の妻の家にいつになったら着くのか。よ、早く歩いて。

馬 撮影(2007.05) by きょう

第14巻