第十四巻 : 稲つけばかかる我が手を今夜もか

平成10年8月16日(日)更新


原文: 伊祢都氣波 可加流安我手乎 許余比毛可 等能乃和久胡我 等里弖奈氣可武

作者:不明

よみ: 稲つけば、かかる我が手を、今夜(こよひ)もか、殿の若子(わくご)が、取りて嘆かむ

意味: をつくので、ひびが切れる私の手をとって、今夜もお屋敷の若様が嘆きなさるでしょう。

「殿の若子(わくご)」は豪族などの有力者の息子さんのことと思われます。稲作業についている女の人達の間で歌われた歌だろうと言われています。


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