第十四巻 : 植ゑ竹の本さへ響み出でて去なば
平成10年2月8日(日)更新
原文: 宇恵太氣能 毛登左倍登与美 伊■弖伊奈婆 伊豆思牟伎弖可 伊毛我奈氣可牟
作者:不明
よみ: 植ゑ竹の、本(もと)さへ、響(とよ)み、出(い)でて去(い)なば、いづし向きてか、妹(いも)が嘆かむ
意味: 植えた
竹
の根元さえ響くみたいにバタバタと旅発ってしまったら、私の妻(または恋人)はどちらを向いて悲しむことでしょうか。
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第十四巻
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