第十四巻 : 安齊可潟潮干のゆたに思へらば

平成9年11月09日(日)更新

原文: 安齊可我多 志保悲乃由多尓 於毛敝良婆 宇家良我波奈乃 伊呂尓弖米也母

作者:不明

よみ: 安齊可潟(あせかがた)、潮干(しほひ)のゆたに、思へらば、うけらが花の、色に出めやも

意味: 安齊可潟(あせかがた)の潮の満ち干がゆったりとしているように、私のあなたを想う気持ちがゆったりとしていたのでしたら、うけらの花の様に、顔にはっきりと出たりはしないのに。。。。。。

安齊可潟(あせかがた)がどこなのかは、はっきりしません。

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