第十四巻 : おしていなと稲は搗かねど波の穂の

平成9年10月5日(日)更新

原文: 於志弖伊奈等 伊祢波都可祢杼 奈美乃保能 伊多夫良思毛与 伎曽比登里宿而

作者:不明

よみ: おしていなと、稲は搗(つ)かねど、波の穂の、いたぶらしもよ、昨夜(きぞ)ひとり寝て

意味: (あなたに)どうしても嫌だと言った訳ではないのに、昨夜はひとりで寝ることになってしまったので、の穂が揺れるように心が揺れて落ち着きません。

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