第十九巻 : 我が宿の萩咲きにけり

2000年6月25日(日)更新


原文: 吾屋戸之 芽子開尓家理 秋風之 将吹乎待者 伊等遠弥可母

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 我が宿の、萩(はぎ)咲きにけり、秋風の、吹かむを待たば、いと遠みかも

私の庭の萩の花が咲きました。秋風が吹いてくるのを待ちきれなくて咲いたのでしょうか。

天平勝宝2年6月15日、早咲きの萩の花を詠んだ歌です。

撮影(2000.6) by きょう

第十九巻