第七巻 : ちはやぶる鐘の岬を過ぎぬとも
2001年4月22日(日)更新
原文: 千磐破 金之三埼乎 過鞆 吾者不忘 壮鹿之須賣神
作者: 不明
よみ: ちはやぶる、鐘(かね)の岬(みさき)を、過ぎぬとも、我れは忘れじ、志賀(しか)の皇神(すめかみ)
意味: 荒れ狂う鐘(かね)の岬(みさき)を過ぎても、私は忘れません、(海の神である)志賀(しか)の神を。
「ちはやぶる」は「荒々しい・激しい」などの意味です。
「鐘(かね)の岬(みさき)」は今の福岡県宗像郡(むなかたぐん)玄海町(げんかいまち)になります。
第七巻