第七巻 : 娘子らが放りの髪を由布の山
2007年02月25日(日)更新 |
原文: 未通女等之 放髪乎 木綿山 雲莫蒙 家當将見 作者: 不明 よみ: 娘子(をとめ)らが、放(はな)りの髪を、由布(ゆふ)の山、雲なたなびき、家のあたり見む |
意味: 娘さんたちの結(ゆ)わない髪を結(ゆ)う、由布(ゆふ)の山に雲よたなびかないで。家のほうを見たいから。。。。。 「娘子(をとめ)らが、放(はな)りの髪を」までで「結(ゆ)う」をイメージさせて、「由布(ゆふ)」を導いています。 「放(はな)りの髪」は少女が伸びたままの髪を結わないでそのままにしていることを言ったようです。 |