第七巻 : 葦の根のねもころ思ひて結びてし

平成10年11月29日(日)更新


原文: 葦根之 懃念而 結義之 玉緒云者 人将解八方

作者:不明

よみ: 葦(あし)の根の、ねもころ思ひて、結びてし、玉の緒(を)といはば、人(ひと)解(と)かめやも

意味: 葦(あし)の根が絡み合っているように、私たちの仲も強く結ばれているですよ、と言えば他の人が割(さ)こうなんてしないでしょう。

葦(あし)の根は複雑に絡みあっています。そして、二人の結びつきが強いということを、「玉の緒(を)」がそんな風に深く絡み合っているということで表わしています。


に戻る | 第七巻に戻る