第十七巻 : をみなへし咲きたる野辺を行き廻り

平成9年9月14日(日)更新

原文: 乎美奈敝之 左伎多流野邊乎 由伎米具利 吉美乎念出 多母登保里伎奴

作者:大伴宿祢池主(おおとものすくねいけぬし)

よみ: をみなへし咲きたる野辺(のへ)を行き廻り、君を思ひ出、た廻(もとほ)り来ぬ

意味: 女郎花(おみなえし)が咲いている野をめぐっているうちに、あなたのことを思い出して、回り道をしてやってきたのですよ。

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