第十巻 : うち靡く春さり来れば小竹の末に
2002年11月24日(日)更新
原文: 打靡 春去来者 小竹之末丹 尾羽打觸而 鴬鳴毛
作者: 不明
よみ: うち靡(なび)く、春さり来れば、小竹(しの)の末(うれ)に、尾羽(をは)打ち触れて、鴬(うぐひす)鳴くも
意味: 春がやってくると、小竹(しの)の先に尾や羽根を触れて、鴬(うぐひす)が鳴きますよ。
「うちなびく」は「春」を導く枕詞(まくらことば)です。
第十巻