第十巻 : 春雨のやまず降る降る我が恋ふる・・・・・
2011年07月31日(日)更新
原文: 春雨之 不止零々 吾戀 人之目尚矣 不令相見
作者: 不明
よみ: 春雨(はるさめ)の、やまず降る降る、我(あ)が恋ふる、人の目すらを、相(あい)見せなくに
意味: 春雨(はるさめ)が、ひっきりなしに降って、私が恋してるあの方にさえ、逢わせようとしないのです。
雨のせいで来てくれない、と嘆いているのですね。
第十巻