原文

久方之 天漢原丹 奴延鳥之 裏歎座都 乏諸手丹

作者

柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集より

よみ

久方(ひさかた)の 天の川原ぬえ鳥の うら歎(な)げましつ すべなきまでに

意味

トラツグミ by 写真AC

天の川原ぬえ鳥のように嘆いていました。どうしようもないほどまでに。

・嘆いていたのは、織女(しょくじょ)です。

- rough meaning: The Weaver maid lamenting and waits for her lover on the shore of the Milky Way.

補足

七夕(たなばた)の歌のひとつです。

更新日: 2019年08月18日(日)