原文
久方之 天漢原丹 奴延鳥之 裏歎座都 乏諸手丹
作者
よみ
久方(ひさかた)の 天の川原に ぬえ鳥の うら歎(な)げましつ すべなきまでに
意味
天の川原にぬえ鳥のように嘆いていました。どうしようもないほどまでに。
・嘆いていたのは、織女(しょくじょ)です。
- rough meaning: The Weaver maid lamenting and waits for her lover on the shore of the Milky Way.
補足
・七夕(たなばた)の歌のひとつです。