原文
久方 天印等 水無川 隔而置之 神世之恨
作者
よみ
ひさかたの、天(あま)つしるしと、水無(みな)し川、隔てて置きし、神代(かむよ)し恨(うら)めし
意味
天の印(しるし)として、水無(みな)し川を置いて隔てた神代のことが恨めしいことです。
「ひさかたの」は、天を導く枕詞(まくらことば)です。
「水無(みな)し川」は、天の川のことです。天の川で隔てられたのは、彦星(牽牛)と織姫(織女)のことですね。
補足
七夕の歌の一つです。
久方 天印等 水無川 隔而置之 神世之恨
ひさかたの、天(あま)つしるしと、水無(みな)し川、隔てて置きし、神代(かむよ)し恨(うら)めし
天の印(しるし)として、水無(みな)し川を置いて隔てた神代のことが恨めしいことです。
「ひさかたの」は、天を導く枕詞(まくらことば)です。
「水無(みな)し川」は、天の川のことです。天の川で隔てられたのは、彦星(牽牛)と織姫(織女)のことですね。
七夕の歌の一つです。