原文

万世 可照月毛 雲隠 苦物叙 将相登雖念

作者

柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集より

よみ

万代(よろづよ)に、照るべき月(つき)も、雲隠(くもがく)り、苦しきものぞ、逢はむと思へど

月 撮影 by きょう

意味

いついつまでも照るはずの月(つき)雲(くも)に隠れてしまって、苦しいことです。逢いたいと思うのに。

補足

七夕の歌のひとつです。

更新日: 2012年07月08日(日)