原文
吉哉 雖不直 奴延鳥 浦嘆居 告子鴨
作者
よみ
よしゑやし、直(ただ)ならずとも、ぬえ鳥の、うら嘆(な)げ居(を)りと、告(つ)げむ子(こ)もがも
意味
直(じか)に逢えなくてもいいですけど、「ひっそりと泣いているよ」とあの人に伝えてくれる子がいて欲しいです。
- rough meaning: I can somehow endure it without meeting that girl directly, but I want a person who tells her that I'm crying quietly.
・「ぬえ鳥の」は「うら嘆(な)げ」を導く枕詞(まくらことば)として使われています。