原文

一年邇 七夕耳 相人之 戀毛不過者 夜深徃久毛 [一云 不盡者 佐宵曽明尓来]

作者

柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集

よみ

一年(ひととせ)に、七日(なぬか)の夜(よ)のみ、逢(あ)ふ人の、恋も過ぎねば、夜(よ)は更(ふ)けゆくも [一(いち)に云(い)わく 尽(つ)きねばさ夜(よ)ぞ、明けにける]

意味

一年に七日(七夕(たなばた)のこと)の夜だけ逢う人の、恋の時もまだまだなのに、夜が更(ふ)けていきます。[ひとつには、(恋も)まだ尽きていないのに夜が明けてきました。]

撮影(2010) by きょう

この歌は、七夕(たなばた)の歌として載っています。「七日(なぬか)の夜(よ)のみ、逢(あ)ふ人」は、牽牛(けんぎゅう)と織女(しょくじょ)のことですよね。

更新日: 2010年6月20日(日)