原文

玉梓 公之使乃 手折来有 此秋芽子者 雖見不飽鹿裳

作者

不明

よみ

玉梓(たまづさ)の、君が使(つかひ)の、手折(たを)り来る、この秋萩(あきはぎ)は、見れど飽(あ)かぬかも

萩 撮影(2015.08) by きょう

意味

あなた様の使いが手折ったこの秋萩(あきはぎ)は、いつまでも見飽きることがありません。

玉梓(たまづさ)の」は「使(つかひ)」を導く枕詞(まくらことば)です。

補足

手折ったのは「使い」ではなく、「君」と解釈される方もいらっしゃいます。

更新日: 2015年08月23日(日)