第十巻 : 見まく欲り我が待ち恋ひし秋萩は

2008年08月06日(日)更新


原文: 欲見 吾待戀之 秋芽子者 枝毛思美三荷 花開二家里

作者: 不明

よみ: 見まく欲(ほ)り、我(わ)が待(ま)ち恋(こ)ひし、秋萩(あきはぎ)は、枝(えだ)もしみみに、花(はな)咲(さ)きにけり

意味: 見たい見たいと、私が待っていた秋萩(あきはぎ)は、枝(えだ)いっぱいに花を咲かせました。。

「秋の雑歌(ぞうか)」のうち、「花を詠む」として載(の)せられた歌のひとつです。

萩(はぎ) 撮影(2006.08) by きょう

第十巻