第十巻 : 明け暮れの朝霧隠り鳴きて行く
2005年12月25日(日)更新
原文: 明闇之 朝霧隠 鳴而去 鴈者言戀 於妹告社
作者: 不明
よみ: 明(あ)け暮(ぐ)れの、朝霧(あさぎり)隠(ごも)り、鳴(な)きて行(ゆ)く、雁(かり)は我(あ)が恋(こひ)、妹(いも)に告げこそ
意味: 夜明け前の朝霧(あさぎり)の中を鳴きながら飛んでゆく雁(かり)は、私の恋心をあの娘に告げて!
「明(あ)け暮(ぐ)れ」は、夜明け前の暗い頃を言います。
第十巻