原文

山邊尓 射去薩雄者 雖大有 山尓文野尓文 沙小壮鹿鳴母

作者

不明

よみ

山の辺(へ)に い行くさつ男(を)は 多かれど 山にも野にも さを鹿(しか) 鳴くも

意味

鹿 by 写真AC

山辺に(狩に)行く猟師は多くても、(それでも)山や野で雄鹿が(妻を呼んで)鳴いています。

- rough meaning: Although there are many hunters who go to the mountains to hunt, the male deers are calling for the wife(female deer) in the mountains and fields.

補足

・「鹿(しか)の鳴(ね)を詠む」と題された歌のひとつです。

更新日: 2020年06月07日(日)