第十巻 : 我が宿の尾花押しなべ置く露に

2003年10月19日(日)更新


原文: 吾屋戸之 麻花押靡 置露尓 手觸吾妹兒 落巻毛将見

作者: 不明

よみ: 我(わ)が宿(やど)の、尾花(をばな)押(お)しなべ、置(お)く露(つゆ)に、手(て)触(ふ)れ我妹子(わぎもこ)、散(ち)らまくも見む

意味: うちの庭の尾花(をばな)をたわませる露(つゆ)に触れてご覧、ねぇ君。(露が)落ちるのも見てみたいんだ。

尾花 撮影(2003.10) by きょう

第十巻