原文

無心 秋月夜之 物念跡 寐不所宿 照乍本名

作者

不明

よみ

心なき、秋の月夜(つくよ)の、物思(ものも)ふと、寐(い)の寝らえぬに、照りつつもとな

秋の月 撮影(2013.09) by きょう

意味

思いやりのない秋の月夜が、物思いでなかなか寝つかれないのに、明るく照っていることです。

「寐(い)」は眠ることです。

補足

を詠む」の歌の一つです。

更新日: 2013年09月29日(日)