原文
白露乎 玉作有 九月 在明之月夜 雖見不飽可聞
作者
不明
よみ
白露(しらつゆ)を 玉になしたる 九月(ながつき) 有明(ありあけ)の月夜(つくよ) 見れど飽(あ)かぬかも
意味
白露(しらつゆ)を玉のように美しく見せる九月の有明の月夜は見ていても飽きないものです。
・「有明の月夜」は、日が昇りかけているときにまで西の空に残っている月のことをいいます。
- rough meaning: Ariake-no-Tsuki(moon at dawn) in September which lights the white dew beautifully like a gem, is something I won't never get tired of looking at.
補足
・「月を詠む」と題された歌の一つです。