第十巻 : 秋の野の尾花が末の生ひ靡き

2003年1月26日(日)更新


原文: 秋野 尾花末 生靡 心妹 依鴨

作者: 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集より

よみ: 秋の野の、尾花(おばな)が末(うれ)の、生ひ靡(なび)き、心は妹(いも)に寄りにけるかも

意味: 秋の野の尾花(おばな)の先が(風に)なびくように、私の心はあの娘になびいてしまったのですよ。

撮影(1999) by きょう

第十巻