第十巻 : 住吉の岸を田に墾り蒔きし稲
2010年05月30日(日)更新
原文: 住吉之 岸乎田尓墾 蒔稲 乃而及苅 不相公鴨
作者: 不明
よみ: 住吉(すみのえ)の、岸を田に墾(は)り、蒔(ま)きし稲(いね)、かくて刈るまで、逢はぬ君かも
意味: 住吉(すみのえ)の、岸を田に耕して蒔(ま)いた稲(いね)を、こうして刈るまで、ずっとあなたに逢っていません。
住吉(すみのえ)は現在の大阪府住吉区(すみよしく)にあたります。
第十巻