第十巻 : 秋の田の穂向きの寄れる片寄りに
2004年10月10日(日)更新
原文: 秋田之 穂向之所依 片縁 吾者物念 都礼無物乎
作者: 不明
よみ: 秋(あき)の田(た)の、穂(ほ)向(む)きの寄(よ)れる、片寄(かたよ)りに、我(わ)れは物(もの)思(も)ふ、つれなきものを
意味: 秋(あき)の田(た)の稲(いね)の穂(ほ)が実って垂(た)れているように、私はあなたのことだけを想っています。あなたは知らないふりをしているけれど。
第十巻