第十巻 : さを鹿の入野のすすき初尾花
2009年11月08日(日)更新
原文: 左小壮鹿之 入野乃為酢寸 初尾花 何時加 妹之手将枕
作者: 不明
よみ: さを鹿の、入野(いりの)のすすき、初(はつ)尾花(をばな)、いづれの時か、妹(いも)が手まかむ
意味: 入野(いりの)のすすきの初(はつ)尾花(をばな)のようなあの娘、いつになったらあの娘の手枕をするだろう。
「さを鹿の」は、"鹿が野を分け入る"ところから、入野を導く枕詞として使われています。
あの人に会いたいもご覧くださいね。
第十巻