原文

吾屋戸尓 開秋芽子 散過而 實成及丹 於君不相鴨

作者

不明

よみ

我が宿(やど)に、咲きし秋萩(あきはぎ)、散り過ぎて、実になるまでに、君に逢(あ)はぬかも

萩 撮影(2014.09) by きょう

意味

私の庭に咲いた秋萩(あきはぎ)が散って、実になるまでになっても、あなたに逢ってはいないのですよ。

補足

「花に寄す」と題された秋の相聞歌(そうもんか)の一つです。

更新日: 2015年11月08日(日)