原文

秋芽子乎 落過沼蛇 手折持 雖見不怜 君西不有者

作者

不明

よみ

萩 撮影 by きょう

秋萩(あきはぎ)を、散り過ぎぬべみ、手折(たを)り持ち、見れども寂(さぶ)し、君にしあらねば

意味

秋萩(あきはぎ)を、散ってしまいそうなので、手折って見たけれど、寂しく思います。あなたではないのですから。

補足

に寄する」歌のひとつです。

更新日: 2017年10月01日(日)