原文
淡海乃海 夕浪千鳥 汝鳴者 情毛思努尓 古所念
作者
よみ
近江(あふみ)の海、夕波千鳥(ゆふなみちどり)、汝(な)が鳴けば、心もしのに、いにしへ思ほゆ
意味
近江(あふみ)の海の夕波に集う千鳥よ。君が泣くと心が折れてしまい、昔のことを思い出します。
補足
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)が「いにしえ」と詠んでいるのは、天智天皇の近江の都の頃と考えられてます。
淡海乃海 夕浪千鳥 汝鳴者 情毛思努尓 古所念
近江(あふみ)の海、夕波千鳥(ゆふなみちどり)、汝(な)が鳴けば、心もしのに、いにしへ思ほゆ
近江(あふみ)の海の夕波に集う千鳥よ。君が泣くと心が折れてしまい、昔のことを思い出します。
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)が「いにしえ」と詠んでいるのは、天智天皇の近江の都の頃と考えられてます。