第十二巻 : 立ちて居てたどきも知らず我が心

2003年8月17日(日)更新


原文: 立居 田時毛不知 吾意 天津空有 土者踐鞆

作者: 不明

よみ: 立(た)ちて居(い)て、たどきも知(し)らず、我(あ)が心(こころ)、天(あま)つ空(そら)なり、地(つち)は踏(ふ)めども

意味: 立ったりすわったりして(落ち着かなくて)、どうしていいかわからず、私の心はまるで空(そら)にあるようです。地を踏んではいるのですけど。

とても恋していて落ち着かなくて、気持ちがしっかりと地を踏んでいるようには思えないのですね。

空 撮影(2003.8) by きょう

第十二巻